あぽちー闘病記(の予定)
2/26 Tue 6:30 あぽちー、昨夜からお腹が痛そう。野菜も食べず、角でうずくまったまま。
朝になって、ぐったりと横になるようになる。
慌てて病院に電話し、時間外だが見ていただくことにする。
しかし、道が渋滞し、結局病院についたのは、9時ごろだった・・・。
この時点では、胃腸がまったく動いておらず、レントゲンをとったところ、胃と盲腸がかなり大きくなっている。バリウム検査しながら腸の動きをチェックするが、異物等により腸がうったいしている可能性が高く、場合によっては緊急手術をする必要があるとのこと。病院にお願いし、仕事へ。
2/26 〜3/5 ・・・ちょっと待ってね・・・
3/5 Tue 19:00 一時退院中のあぽちーを診察に連れて行く。
先生が触診されるが、胃の状態はよくなっているのに腸のところのしこりがまったく大きさが変わらず、お腹を触っても嫌がらなくなったのに、そこだけはとても嫌がる。
どうもおかしいく、腫瘍の可能性もあると考えられるため、まずはエコーをとって確認したいといわれる。
エコーの結果、3×4センチの固まりがお腹の中にあり、盲腸を押しやっていることが分かる。
この固まりは、エコー中が黒く映っており、つまり中が液体であると考えられ、それならば腫瘍の可能性が高い。ただ、前回の入院時に、初日に撮ったレントゲンでは、まったくその部分には固まり状のものはなく、腸が通っている。退院する当日のレントゲンにのみ、その部分に丸いものが映っており、盲腸を押しやっている(下図)


腫瘍であるならば、もっと早い段階のレントゲン写真から映っているはずであり、そういう意味では「異物」と思われる。
この時点では、その「固まり」の正体が分からなかったが、このまま放っておくことが怖いため、開腹手術をお願いした。
ただし、異物の場合は取り出せるが、腫瘍の場合は、場合によっては切除できずにそのまま閉じる可能性もあると説明を受けた。
2日後の3/7(木)に手術の予定を入れていただき、病院で強制給餌や点滴で体力を維持していただくため、その日の夜から再入院となる。
3/7 Thr 15:46 先生から手術中に電話があり、下記の報告を受ける。
お腹を開けてみたところ、予想していた腫瘍でも異物でもなく膿が丸くたまって腸に絡み付いている「膿瘍」であることが分かった。 膿だけを全部取ることは無理だと思われる。
このまま何もしないで閉じるという選択肢と、膿が癒着してしまっている腸ごと切除してしまうという選択肢があるが、このまま閉じた場合、いつか膿が巨大化して腸を破って急死する可能性が高いため、腸ごと切断するのがベストである。
ただ、切断した腸を縫合する難しい手術となり、手術時間が長くなるため、麻酔のリスクがかなり高いため、万が一のこともありえるがどうしますか?
という報告と確認だった。
先生がベストと思われる方法、つまり腸の切断をお願いする。
16:20 いてもたってもいられなくなり、仕事を片付け(放りだし?)病院に向かう。
17:20 病院に到着
まだ手術が終わっていないため、待合室で待つ。
院長先生が休日を返上して、他の患畜さんの対応をしてくださっていた。
17:45 手術が終わり、すぐにあぽちーに会わせてくださる。
あぽちーは、まだ麻酔が効いているが、触れば反応する状態。
本当によくがんばったね!!!!
3時間近い、大手術だった。先生も途中何度かひやっとすることもあったそうだ。本当にがんばって、よく乗りきってくれましたと先生も関心されていた。

↓術後すぐのあぽちー


口元のは酸素吸入です。
先生にうつぶせに起こしてもらったら、すぐにオシッコまでた(2回も)。
オシッコが出るということは、自分でオシッコをする力があるということなので良い兆候の一つだそうだ。

↓うつぶせに置きあがらせてもらった


先生に、あぽちーのお腹の中から取り出された膿瘍と腸を見せていただいた。見たいかたは・・・>ここをクリック(グロテスクなので注意!!)
一緒に映っているのは、注射針です。直径5センチ近く、こぶしの半分ほどの大きさになっていました。こんなに大きなものがお腹の中にあれば、まったく食べ物が腸を流れない状態であったはずだそうだ。
一昨日入院した時よりも更に大きくなっており、このまま放っておいたら一体どうなっていたのかと思うと、本当に怖い。
膿瘍と一緒に切除したのは、「くう腸」から「かい腸」とよばれる部分で、この部分は切断が可能な部分だそうだ。不幸中の幸いで、盲腸や「かいもう結腸部」と呼ばれる切除できない部分には、ひどい癒着がなかったそうだ。
最初見たときは、あまりにも腸への癒着がひどく、先生にも切除は不可能かと思われたそうだ。
その上、切断した部分の他に、腸が壊死を引き起こしていた箇所もあり、そこも切除してからの縫合となり、より一層手術時間が長引くことになったそうだ。
ただし、残念ながら、盲腸等に癒着してしまっている膿瘍については、取り除けないものがあったそうだ(盲腸はとても弱いため、少しの刺激で破れてしまい、取り返しのつかないことになる可能性があるため)。これについては、これから抗生剤で対応していくことになる。
あぽちーがまだ麻酔でぼーっとしているため、麻酔がさめるであろう1時間後くらいに再度着ますと言って、一旦病院を後にする。
19:10 再度、お見舞いに来てくださったヒロさんと一緒に病院へ。
あぽちーは、酸素室に入れてもらい、自分で座っている。まだ麻酔と鎮静剤でぼうっとしているが、それでもさっきよりはしっかりして見える。
先生も、「安定しています」と言ってくださる。自力で水を飲む様子もあるそうだ。
↓酸素濃度30%のICUにて


今晩は、このままICUで過ごし、明日の朝から流動食で少しずつ腸を動かしていくことになる。ここ2,3日が勝負になるとのことだ。
また、膿瘍になった原因は、何か固いものを食べて、それが腸に刺さり、そこから膿んで膿瘍を形成した可能性が高いとのこと。うさぎでは、先生にも経験がない、非常に珍しいケースだそうだ。
21:30 帰宅。
また、ぐーちゃんが御飯を食べずに待っていた。
あぽちゃんが頑張ったことを報告。あぽちゃんが頑張ってるんだから、ぐーちゃんも食べなくちゃダメー!とお説教。
しばらく私にべたべたしたら、安心したのか野菜を食べ始める。
お腹の調子自体は悪くなさそうなのでその点は心配ない。
23:30 見まわりに行かれた先生から電話が入る。
あぽちーは安定しており、自力で水も飲んでいるそうだ。少し安心。

このとき、切除した腸を見た結果を教えてくださる。
・巻きついていた腸を伸ばして水を通したところ、少し漏れるような箇所はあるものの(手術の際に傷ついたためだと思われる)きちんと水が流れる。つまり、やはり膿瘍は腸の内部ではなく、腸の外、お腹の中に形成されていたと思われる。
・切除した腸は、思ったより長く、70センチくらいであった。

本当にこんな時間まで見回りをして連絡を下さる先生に感謝。
3/8 Fri 10:30 朝、ヒロさんとルドさんがあぽちーのお見舞いに行ってくださり、あぽちーの様子を報告してくださった。
ヒロさんメールより・・・あぽちーは落ち着いています。まだ完全に安心とまではいかないけど、かなり良い感じでした。
ルドさんカキコより・・・切断部分は内側の膜はくっついているけど、腸は細いのでまだ負担はかけない方がよいそう。まだ酸素室の奥でじっとしていたけど、顔色も良さそうだった。
ヒロさん、ルドさん、ありがとう!!!
16:30 先生から電話報告。
朝10cc、3時ごろ20ccのジュース状の流動食を与えたところ、ちゃんと食べた。
食欲もあり、調子も良い。
点滴も既にはずた。
しばらくはジュース状のものだけだけど、少しずつ様子をみながら柔らかいものから 与えていくことになるとのこと。
術後の状態はとても良い感じです。
3/9 Sat 12:00 ぐーちゃんを連れてあぽちーのお見舞いに行く。
先生から、まず経過の報告がある。
とても元気で良い感じである。明日まで、現在の完全な流動食を決められた量だけ、決められた時間にあげることになるが、明後日からは、少し固形物(野菜のみじん切りやペレットをふやかしたものなど)を混ぜて行き、置いておいて自分から食べられるようにしていく予定。
現在のところ、お腹に力が入っているような様子もないので、腹膜炎などを起こしている様子はない。体温も通常の体温であり、問題ない。
また、散在している残った膿瘍についても、今のところ大きくなってきているような様子はない。 すごく順調のようだ。

そして何より、実際に会ったあぽちーの元気な様子にとても嬉しくなった!!
診察室にキャリーで下ろして頂いて会ったが、もう点滴もなく、とても元気な様子。
扉をあけると、興味を持って外に出てこようとしたり、隅っこにオシッコしたり・・・(ていうか、なぜか人の顔を見ると必ずオシッコするあぽちー・・・) 小さなエリカラ越しに毛繕いをしようとしたりもする。
全然ふらついたりする様子もないし、やる気満々のいつものあぽちーといった様子である。

ぐーちゃんとお互いキャリーの扉をあけて、再会。
実は、特にうれしそうな様子もなかったんだけど、お互い相手の匂いを嗅いだり、一応認識はしているよう。あぽちーの方は、流動食だけでお腹がすいているので、ぐーちゃんのキャリーの中の牧草や野菜に興味があったようだ。でも、まだそれはおあずけ。
あぽちーが入院して依頼、食欲のないぐーちゃんも、これで少し安心してくれたら良いんだけど・・・。

←手前がぐーちゃんのキャリー
3/10 Sun 16:45 電話であぽちーの様子を確認。
今日から、強制給餌の回数を増やし、ドロドロした状態のものを食べれるようになった。
食欲もあるし、「とっても」元気もあるそうだ。良かった!
3/11 Mon 19:40 今日も電話であぽちーの様子を確認。
比較的元気ですよー。と先生。「比較的」に「おや?」と思ったけど、どうやら「大手術の後としては」という意味で、とっても良好ということが、その後のお話で分かった。以下、今日のあぽちー。
・今日は、既に流動食を3回食べており、この後もう何回かあげる。
・今日からは(あぽちーが)待ちに待った野菜!がもらえた。自分から良く食べているそうだ。
・動きが良く(たいへんよく動き回る)、元気もある。(もしかして暴れてる?!)
・安定した状態である。
・腸の状態も大丈夫で、今のところ膿瘍の再発も認められない。
・ただ、まだ術後そんなに時間が経っていないこともあると思われるが、時々お腹に力を入れている様子がある。
・蠕動音良く聞こえており、腸はよく機能している。
・強制給餌を開始して4日経っており、もし腸が漏れている等があれば既に腹膜炎を起こしているはずであるが、その様子はないのでまず大丈夫。
・良好であるが、これからも念の為様子を見ていき、3/15(金)に退院の方向で考えて行く。

ということで、遂に「退院」という言葉が!!!
なんか、今のところ信じられないくらい順調で、なんだかとても楽観してしまいそう・・・。
3/12 Tue 朝からうさとものひろさん&ルドさんが、またあぽちーのお見舞いに行ってくださった。
ひろさんから「元気元気!!ひっくりしちゃうほど」という携帯メールの第一報。昨日の先生の口ぶりからなんかそんな予感はしていたんだけど、やっぱりそうなのかー!!と嬉しいオドロキ。
その後、しばらくして、今度はまこ様から電話。ちびた(あぽちーのパパ)の診察がてら、あぽちーのお見舞いをしてくれたそう(ルドさんとまこ様は、診察室ですれ違っていたらしい)。
まこ様も「もう、どこが悪いかわからないくらい元気だったよー!」と声が明るい。診察室に、キャリーで連れてきてもらったあぽちーは、扉が開いたとたん飛び出して、診察室を走りまわったらしい。エリカラも取れ、すっかり元気な様子で、まこ様も面食らった様子。
先生も、「元気で、どこが悪いのか分からないくらいですよねー」とおっしゃっていたそうだ。
その後、改めてひろさんとルドさんが、それぞれメールを下さった。
そして、ルドさんが送ってくれた厳選写真。百聞は一見に如かずとはこのことです。

そして、お腹の傷跡。10センチくらいあるのかな?
あぽちーは、強制給餌は良く食べているそうだし、ルドさんたちが差し入れしてくださった野菜にも目の色を変えていたそう。ただ、先生がおっしゃるには、病院で出される野菜には、ちょっと依り好みしている感じがあるそう。それはどちらかというと精神的なもので、「お家に帰ってぐーちゃんと一緒になったら、きっとそれもなくなるでしょう」ということだ。
でも、あぽちーは、本当たくましくなったようで、ルドさん曰く「以前のびびりのあぽちーのイメージはもうない」そうだ。たくましくなったのね、あぽちー。(ウルウル・・・)

あまりにも元気そうなので、本当に拍子抜けするような感じなんだけど、ほんの5日前には、やっぱり大手術をしたことには代わりない。
とりあえず、山は越えたけど、まだ何があるか分からないんだから、気持ちを引き締めなくっちゃ・・・と思いながらも、今は病院できちんと面倒を見ていただいていることもあり、ちょっと私的にも気が抜けちゃってるのが本当のところかな。
退院後のことを考えると、ぐーちゃんと仲良くできるかな?とか、硬い牧草は食べさせないようにしなくちゃいけないけど、ぐーちゃんの食事とどう分けるのかな?とか、また食べなくなったりするかもしれないし、残っている膿瘍の再発のことも心配だったりするし・・・と不安はあるけど、それはまた明後日くらいから悩むことにしよう。
あぽちーに会いにいってくれたみんなの言葉の端々から伝わってくる興奮や、元気な写真のおかげで、なんだか信じられないくらいうれしくて、今日はちょっとお祝い気分の日なのでした。
うーん、文章も支離滅裂(*_*)?
つづき(退院から)・・>