CHIKO


1991.May - 1992.June

出会い:大学1年の春、新宿伊勢丹前の露店で売っていた。手のひらサイズの真っ白なうさぎばかりがいっぱいいた。いつもは素通りできるのに、その日はどうしても1匹から目が離せなかった。どうしても諦めきれずそのまま連れて帰る。。「夢の遊眠舎」の舞台を見にシアターアプルに行く途中だった。チコちゃんは、おじさんが入れてくれた靴箱に入って行った。
最初はダンボール箱に入れて飼っていたけど、2日もしたら、ダンボールを飛び越えて脱走し、部屋中を走りまわっていた。3日目くらいに下痢。近くの獣医に連れて行ったら、薬をくれた。それを飲ませたら、回復。今思えば、飼育書もほとんどないあの時代・・・。
夏休みまでは、私の部屋ですごす。うさぎを放し飼いにするなんて飼育書には書いてなかった時代なんだけど、なぜか放し飼い。壁やカーペットをかじったり、電話のコードを噛み切られたりされて、初めてうさぎの実態を知る。そして・・・うさぎがこんなにかわいくて、喜怒哀楽もあって、愛しいものだと知る。
夏休み、一緒に実家に帰る。実家でも人気者となる。特におばあちゃんに大事にされる。昼は一階の一番涼しいお座敷ですごし、夜になると居間にやってくる。郵便屋さんがやってきたりすると、廊下に出て挨拶してみたり。そして、寝る時間になると私と一緒に2階にやってきて(ちゃんと自分で階段を上る)、テレビを見たり。。。寝る時間になると、部屋のケージに入って、おやすみなさい。という生活だった。
食べ物は、ニッパイのペレットにニンジンにガリガリ君。大好物はうさぎのクッキーと「そば」のかりんとう。牧草が必要だなんて、どの飼育書にも書いていない時代だった。
大学の長い夏休みの間に、チコちゃんはぐんぐん成長し、連れて帰ったバスケットには入らないくらいの大きさになった。それからはチコちゃんは実家で預かってもらうようになった。

・・・ つづく